【ebay輸出】発送除外国の選び方とFedexの料金体系について
目次
けいすけです。
本日はこの動画
今回も頂いたご質問へ回答していきます。
- Qロシア、タジキスタンは発送除外とありましたが、中国にも送る事自体は可能なのでしょうか?DHLカスタマーサポートに問い合わせたところ、中国への個人宅宛は無理だと聞きました。
- A中国にも発送自体は可能です。ただし、中国の中でも地域によっては送れないところもあります。
発送に関するご質問ですね。
日本郵便なども同じですが、カスタマーに質問した際は原則、規約・マニュアル通りの回答しか答えてもらえせん。
質問にもある中国への発送についてですが、僕も直接カスタマーへ確認したところ、中国には送れるとのことでした。
ただし、中国の中でも地域によっては送れないところもあるということです。
地域ごとに発送ができるかどうかをチェックするには、以前の動画でも紹介したこちらのページ(下記URL)が便利です。
http://dct.dhl.com/#service_details_1
こちらのページにバイヤーさんの郵便番号や都市名を入れて検索すると、発送が可能な地域かどうかが判別できます。
検索結果がエラーであれば、発送できない地域ということになります。
補足ですが、中国とDHLは相性が良くありません。
せっかく発送しても税関で止まりやすく、最悪返送されてしまうことが他の国に比べて多いです。
というのも、通関手続きをおこなう担当の人によるとは思いますが、中国の通関では「この重量でこの申告額はおかしくないか?」と、アンダーバリューを疑われやすいです。
中国は関税が比較的高く、アンダーバリューへの猜疑心も強いことからこのような考え方になると予想できます。
逆に、重量が軽い商品は通関手続きもスムーズに進むことが多いそうです。
なので結論としては「一部の地域を除いて発送は可能だが、税関でとまる確立が他の国に比べて高い」ということになります。
オーストラリアの個人宅宛ての引き受け金額について
- QEbayジャパンのセラーポータルにオーストラリアへの個人宅宛について、引き受けはしてくれるものの、荷受け人に150AUDかかってしまうとありました。
- AこれはオーストラリアDHLの規約上、かかる金額になります。ただし明確なラインはなく、全てにかかるという訳ではありません。
「オーストラリアの個人宅宛に商品を発送する場合に150AUDがかかってしまう」ということについてですが、こちらはオーストラリアDHLの規約上かかるものになります。
この金額を払いたくないという方に向けて、グレーなやり方をご紹介しておきます。あくまで個人の判断で利用を考えてみてください。
オーストラリアの個人宅宛に商品を発送する場合、個人宅のチェックボックスにチェックを入れなければ、もちろん150AUDはかかりません。
実際、チェックを入れずに個人向けに長く発送している方もいらっしゃいます。
その方は今まで警告を受けたことも無く、バイヤーさんから150AUDの請求もされていないそうです。
対処法としてはこのような形になります。
こちらの方法は僕の経験則によるものですので、あくまで「こういった方法もある」程度に覚えていただけると良いと思います。
ebayを安全に運用する上でのおすすめの除外国設定について
- Qebay輸出をやっていく上で、機会ロスをしても、超安全に運用していきたいです。ヨーロッパのveroや、関税が発生する域値の低い国(関税発生に伴う受け取り拒否で、返送料負担が怖いです)を避けたいと考えています。安全運用するにあたってオススメの除外国設定がありましたら、教えていただきたいです!
- Aこちらの「オススメの除外国設定」についてですが、僕自身もクーリエでの発送経験がまだ浅く、これからどんどん経験をつんでいってまた情報共有できればと考えています。
現状、今DHLで発送できない国はイラン・北朝鮮・ロシア・タジキスタン・ウクライナのヴァスィリキーウという地域のみ発送不可としています。
一応、トルクメニスタンは首都のアシガバートのみ発送可能です。
除外国の選び方ですが、基本的には関税が高い地域を主に見ています。
ヨーロッパやアルゼンチン、チリ、中国に加えて、発送に特殊な条件があるブラジル(CPF番号と呼ばれるマイナンバーのような物をバイヤーさんに聞く必要がある)などの国々は発送除外国に設定して良いと思います。
ただし、これらの国を除外すると、もちろん販売機会の損失に繋がってきますので、あなたの運営状況をふまえて設定していきましょう。
例えば、あなたが扱っている商品のラインナップ的に「ヨーロッパ等にはあまり売れない」ということであれば、機会損失におけるダメージは少ないので除外して良いと思います。
こういった形で「除外したときにどれだけ売上に影響があるのか?」という部分のリスクを天秤にかけて、除外国を設定していくのが良いです。
関税に関することは、大き目のフォントで目立つように商品ページに記載し、落札後にもテンプレ文章を作って、関税に関して問題ないかというメッセージを必ず送った方がいいですね。
自動返信メッセージでは、設定した文章がかなり目立ちにくい形で表示されてしまうので、個別に「Contact buyer」からメッセージを送ることを強くおすすめします。
こちらについては、僕自身の経験を含めつつ再度共有していきたいと思います。
クーリエの発送代行会社について
- Qクーリエ対応の代行会社は、継承に入ってれば使えるのでしょうか?調べても日本郵便のみとか、新規募集していないとかでした。
- Aはい。承継は現在2社の代行会社と提携していて、コンサル生の方に利用していただいています。
現在、承継は2社の代行会社と提携しています。
1社はDHL、Fedex両方利用可能で、もう1社はFedexになっています。
Fedex版の送料設定方法について
- QFedex版もよろしくお願いします!
- AFedex版については、もう少々お待ちください。
こちらについては現在、コンサル生向けにクーリエに移行する上でのツール開発などを進めていおり
ちょっとバタバタしていますが、近日中にはアップできると思います。
消費税還付の請求について
- Q消費税還付は遡って請求できますよ。
- Aおっしゃる通りです。消費税還付は申告してから5年以内であれば修正の申告ができますね。
DHLとFedexの送料の差について
- Q安いFedexよりDHLを推しているということは、けいすけさんは相当安く契約できたという認識でよろしいでしょうか?
- Aそうですね。基本的にFedexのほうが安いです。
承継の代行会社もそうですし、僕自身が個別に契約した料金体系もFedexのほうが安いです。Fedexであれば20kgぐらいになると7,000円近く安くなります。
ただし、これはDHLもFedexも一緒かもしれませんが、営業さんとちゃんと友好な関係を築いていけば、特定の重量帯はかなり安くしてもらえたりします。
例えば、あるジャンルを専門化していて、発送する商品がほぼ10kg前後だということであれば、営業さんに交渉することで、その10kg前後の重量帯の送料をかなり安めに設定した料金体系にしてもらえることがあります。
実際、このような形でDHLのアカウントを2つ用意して、発送重量によってアカウントを使い分け、安い料金体系を運用しているという方もいらっしゃいました。
以上で、今回いただいたご質問は以上となります。
今後もわからないことや気になることがあれば、YouTubeのコメント欄にてよろしくお願い致します。
それでは今日はこのへんで。
がんばっていきましょう!
けいすけ
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