Keisuke
Blog

eBay輸出コンサルタント けいすけブログ

【eBayとは】越境ECに出品するメリットやデメリット、注意点を徹底解説

けいすけです。

あなたは、世界中の人と商品の売買ができるeBayをご存知でしょうか?

eBayを利用すれば、日本では手に入らない海外限定の商品を購入できたり、逆に日本でしか購入できない商品を海外の人たちに販売できたりします。そのため、購入者としてはショッピングの幅が広がり、販売者としては市場や売上・利益の拡大が見込めます。

今回はeBayの特徴や販売者として利用するメリットとデメリット、注意点を徹底解説します。

eBayを聞いたことがなかった人はもちろん、聞いたことはあるけどよく知らないという人やeBay輸出に興味があったけど始められていなかった人は、ぜひ最後まで確認し、この機会にeBayを始めてみましょう。

eBayとは世界最大の越境ECサイト

eBayとは、アメリカを拠点に190ヶ国のユーザーをもつ世界最大級の越境ECサイトです。バイヤーの数は1.8億人以上と言われており、その数は年々増え続けています。

3,000以上の豊富な商品カテゴリの中から出品が可能で、2020年の取引高は9.3兆円を誇る巨大なマーケットプレイスです。

世界中のバイヤーへ商品の販売を行うことができるため、国内のみで物販をしていた人やこれから物販を始めたい人にとって、魅力的な販路となるでしょう。さらに、海外で販売していない日本製の商品は国内で販売するよりも高く売れる傾向にあります。

eBayに出品するメリットは?

eBayは日本人セラーにとって出品メリットの多いECプラットフォームです。eBayを利用して商品を販売するメリットを解説します。

世界の幅広い市場に出品できる

eBayのもっとも魅力的な点は、世界190ヶ国に向けて商品を販売できることです。

配送の問題や世界情勢などにより、すべての国を販売対象とすることは難しいですが、販売対象に設定しておけば中東や東ヨーロッパなど、意外な国からの注文も入ってきます。

このように、普段の生活ではつながることのできない国の人と取引ができる点は、eBayを利用する大きなメリットの一つです。

ライバルが少ない

eBayを利用する日本人が少ないこともメリットの一つとなります。

知名度があまり高くないことも一因ですが、日本人は英語に対する苦手意識が強く、購入や販売に英語を必要とするeBayは利用するハードルが高いようです。

詳しくは次章で紹介しますが、日本の製品は海外からとても人気があります。一方で、日本人セラーが少ないということは、英語の苦手意識さえ克服すれば利益拡大のチャンスがあるということです。ライバルが少ないうちにeBayを始めて、良いスタードダッシュを切りましょう。

ジャパンブランドや日本限定品は世界で需要がある

日本ブランドは世界的な信頼があり需要もあるため、価格が高くても売れる傾向にあります。

キヤノンやニコンなどのカメラメーカーをはじめ、任天堂やバンダイ、セガなどのおもちゃやゲーム、シマノやダイワといった釣具で有名なメーカーも世界中で知られる人気のジャパンブランドです。

また、中古商品であっても新品同様に売れやすい傾向にあります。日本人は物を大切にするという印象があるようで「中古だけど思ったより高値で売れた」という経験をすることも多いでしょう。

リサーチがしやすい

eBayでは利益が取れる商品を探すためのリサーチツールが充実しています。eBayで利用できるツールは以下2点です。

  • Advanced search(アドバンスド・サーチ)
  • Terapeak(テラピーク)

それぞれの特徴を詳しくみていきます。

Advanced search(アドバンスド・サーチ)

アドバンスド・サーチではさまざまな条件を指定して検索することができます。たとえば、以下の項目で検索が可能です。

  • セラー
  • 商品カテゴリ
  • キーワード
  • 価格
  • 商品の状態(新品・中古)
  • 出品元や発送先の国
  • 販売形式(オークション・固定価格)

これらの検索機能はメルカリやヤフオクでも検索できることが多いですね。

Terapeak(テラピーク)

テラピークはトレンドを検索するのに便利なマーケティング機能です。具体的には以下のようなデータを確認することができます。

  • アクセスのある人気キーワード
  • 売れている商品と価格の確認
  • 最適な送料や出品形式
  • 販売数や平均販売価格

ここまでのデータを取得できるのはeBayならでは。テラピークを活用すれば、今後どのような商品を出品するべきか、効率よく戦略を立てられます。

eBayに出品するデメリットは?

メリットが豊富なeBayですが、国や文化の違う人たちと取引をするためデメリットもあります。また、eBay独自のルールもありますので、デメリットを押さえた上でeBay輸出に取り組んでいきましょう。

英語での取引

先ほどお伝えしたとおり、eBayでは出品から取引まで全て英語でのやり取りが必要になります。英語に苦手意識がある人は、最初は抵抗があるかもしれません。

しかし、eBayで必要となる英語は中学レベルで、単語の意味がわかれば大丈夫です。さらに、近年では翻訳サイトの精度も上がっているため、バイヤーとメッセージのやり取りの際は翻訳機能を使えば良いでしょう。もし困ったことがあれば、イーベイ・ジャパンへ問い合わせるという方法もあります。

実際に僕の周囲で成果を上げている人も、英語ができない人は少なくありません。英語が苦手でeBayを始めるかどうか迷っているという人も安心して始めてみましょう。

また、翻訳を外注化してしまうという手もあります。僕は翻訳作業を何年もお付き合いがある外注さんにお願いしています。かなり効率化になりますし、教育も簡単なので最初からやっていくのも良いと思います。

出品数に制限がある

eBayではアカウント登録からの日数や契約内容に応じて、商品の出品数と合計金額に制限(リミット)があります。たとえば、アカウントを作成した直後は毎月3点、合計200ドルまでの出品しかできません。

しかし、販売実績やバイヤーからの評価に応じて、制限を少しずつ緩めることができるようになります。

世界190カ国にユーザーがいるeBayでは、信頼できるセラーの販売がサポートされるような仕組みになっています。アカウント開設当初は販売数を伸ばしにくい状況が続くかもしれませんが、焦らず取り組んでいくことが大切です。

一方で大幅リミットアップできる方法もあります。こちらはコンサル生のみにお伝えさせていただいている手法ですが、最初から5万ドルのリミットを付与される可能性もありますよ。

配送トラブルが起こりやすい

海外と取引をするeBayは、国内と比較して配送トラブルが起こりやすくなります。特に、海外の配送業者は荷物の取り扱いが丁寧ではないことが多く、十分な梱包をしなければ商品の破損につながります。

そのほか、配送の遅延や荷物の紛失、配送先間違い(他の商品と入れ違いになるなど)も起こります。特にクリスマスシーズンなどの繁忙期には、これらの配送トラブルが増える傾向にあります。

配送トラブルはeBayを進めていく上で避けられませんが、このリスクを負ってでも取り組むメリットの方が大きいです。多少のトラブルは起こり得るという前提で、前向きに取り組んでいきましょう。

eBayを利用する際の注意点

ここまででeBayの全体像をある程度は掴めたと思いますが、始めるに当たって理解しておきたい注意点があります。事前に確認した上でeBayでの販売を始めていきましょう。

ポリシー違反はアカウント制限につながる

eBayでは利用者が守るべきポリシーが定められており、このポリシーに違反すると出品が一定期間制限されたり、最悪の場合はアカウント停止になったりすることがあります。eBayでの販売に制限がかからないよう、以下の点には気をつけてください。

  • 禁止商品の出品
  • 知的財産を侵害する内容の出品
  • 複数アカウントを大量に作成
  • 同一アカウントでの同一商品の出品

このほかにも様々なポリシーがありますが、いずれも一般的には行わないような行為です。常識の範囲内で活動していればアカウントに制限がかかることはありませんので、心配しすぎず取り組んでいきましょう。ポリシーを確認しつつ、健全なアカウント運営を心がけていきましょう。

販売には4種類の手数料がかかる

メルカリやヤフオクでは販売手数料が一律10%と決められていますが、eBayではアカウントの契約状況に応じて以下4種類の手数料がかかります。

想定以上の手数料で赤字販売とならないよう、事前に確認しておくことが大切です。

  • 出品手数料(無料出品枠を超過した出品の場合)
  • 落札手数料(商品が売れたときにかかる手数料)※商品カテゴリやストア契約状況に応じて異なる
  • 海外決済手数料(居住国以外への販売時にかかる手数料)※売上に応じたボリュームディスカウントあり
  • ストア手数料(契約者のみ)

商品が売れた時に必ずかかるのは、落札手数料と海外決済手数料です。これらは販売量や金額を増やすほど抑えられます。慣れてきたら販売の拡大を図り、コスト削減を行いましょう。

為替の変動が利益に直結する

eBayはアメリカを拠点にスタートしたサービスです。設定によりますが、基本的にはUSドルで売上が発生することになります。ドルを円に交換するタイミングでの為替レートが反映されますので、交換のタイミングは重要です。

近年は円安傾向にあり、利益を拡大している日本人セラーが多いと思いますが、今後の為替がどうなるかは分かりません。為替の変動を想定した価格設定を行う必要がある点が、国内での物販と大きく異なるポイントでしょう。

今から物販を始めるならeBay一択

eBay輸出は、商習慣の異なる海外バイヤーとのやり取りに苦労する面もありますが、ユニークで寛大な人も多く、日本人以上に喜びを大きく表現するバイヤーとのコミュニケーションにやりがいを感じられるビジネスでもあります。

特に、日本人や日本ブランドへの信頼は厚く、製品の品質や豊富なアニメコンテンツ、日本独自の文化など、海外のバイヤーを魅了する商品がたくさんあります。これらの商品を国内以上に高値で購入してくれる人が海外にはたくさんいます。これから物販を始めるのであれば、eBayを選択肢に入れない理由はないでしょう。

僕のブログではeBayのアカウント作成方法から具体的な販売手順、そのほか販売を拡大する上で知っておくべき知識などを発信しています。eBayに興味をもった方は、ぜひ以下のリンクからeBayを始めてみてください。

【eBay輸出】2023年最新版 eBayの始め方を徹底解説!

頑張っていきましょう!

けいすけ

●LINE@では頻繁に情報を流していきます
友だち追加

●IDで登録する
@keisukebay  
 
※ @マークを忘れないように入力してください。  
 
●無料メール講座に登録する
メルマガボタン  
 
●Youtubeチャンネルに登録する  
youtubeボタン

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます