【eBay輸出】WISEって何？Paypalより安く送金できるって本当？
目次
こんにちは、けいすけです。
直接取引をする際、あなたは、どこの海外送金サービスを利用していますか？
「海外送金サービスといえば、Paypalでしょ」
そんな声が聞こえてきそうですが、実はPaypalよりも安い手数料で送金できるところがあります。
それが、今回紹介するWISEです。
- WISEって聞きなれないけど、安全性は？
- 手数料が安いってどこまで安いの？
- 使い方は難しくない？
当記事を最後まで読んで頂ければ、このような悩みや疑問を解決できるので、ぜひ参考にしてください。
WISEとは
WISEとは、冒頭でも紹介した通り、海外送金サービスです。
日本に住んでいると聞きなれないかもしれませんが、海外では多くの人が利用しています。
その数、世界中の利用者1,000万人以上で毎月の送金額は9,000億円。
法務局に資金移動業者として登録されているので信頼できる会社です。
また、Paypalや銀行を通して、送金すると「送金レートに含まれる手数料」などの隠れコストが発生します。
しかし、WISEでは、その手数料がゼロのため、割安に海外送金が可能です。
では、どのくらい割安で海外送金が可能なのか、気になりますよね。
次の章で実際にPaypalと比較してみましょう。
WISEとPaypalの比較
ではこれから、以下の順番でWISEとPaypalの比較を行いたいと思います。
- 手数料の比較
- ドル円レートの比較
- 入金期間の比較
どれだけ割安になるか分かりやすく解説していきます。
手数料の比較
早速、手数料の比較をしてみましょう。
送金手数料
引用：WISE
Paypalは海外送金手数料として499円の手数料が発生し、為替レートも基本為替レート+4%かかります。
例えば、直接取引でアメリカのバイヤーが1,000ドルの商品を購入したとしましょう。
※為替レートは130円とする。
Paypalの場合
- 手数料の4%がかかると、1ドルに対して5.2円の手数料がかかる
- 送金手数料だけで499円（海外送金手数料）+5200円（為替手数料）＝5,699円かかる
- バイヤーが送金しなければいけない金額は135,699円
WISEの場合
- かかる手数料は海外送金手数料890円のみ
- バイヤーが送金しなければいけない金額は130,890円
送金手数料を比較しただけで4,809円の差が出ました。
バイヤー側もWISEを使えば手数料が少なくて済むということがわかりましたね。
受け取り手数料
引用：WISE
Paypalは、海外送金受け取り手数料として4.10%+固定手数料（通貨によって異なる）と基本為替レート+3％～4%がかかります。
では、先ほどと同様、為替レート130円で、1000ドルの商品を支払ってもらった場合、どのくらいの手数料が発生するのか計算してみましょう。
- 海外送金受け取り手数料として4.10%+固定手数料（40円）＝5,370円
- 為替手数料（130円+3％で計算）＝3,900円
- つまり、送金手数料で9,270円引かれる
- 販売価格130,000円に対して実際に受け取れる金額124,630円
それに対してWISEは主要10通貨は受取手数料無料で外貨のまま受け取れます。
（米ドル、英ポンド、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、シンガポールドル、ルーマニアレイ、ハンガリーフォリント）
9,270円の差は大きいですよね。
今回は1,000ドルで紹介しましたが、売り上げ金額が多くなればなるほど差も大きくなります。
WISEを利用すれば、得られる利益も大きくなることが分かります。
ドル円レートの比較（両替時手数料）
eBayの売上はpayoneerを通して送金しますよね。
その際にレート換算で1-4円ほどかかってしまいます。
これはPaypalでも同様です。
例えば当時の為替レートが140円であっても両替時手数料が引かれ、1ドル136円で売上金が入金されます。
これに対してWISEは139.7円ほどのレートで円転できます。
受け取り手数料だけでなく、両替時手数料もWISEの方が割安なのはありがたいですよね。
入金期間の比較
PayPalでは、PayPal口座に振り込まれたお金を銀行口座に引き出したい場合、3～6営業日ほどかかります。
WISEの場合、受取先の銀行によって期間が異なります。
以下の画像を参考にしてください。
引用：WISE
反映されるまで早ければ1営業日、遅くて1週間ほどかかります。。
ただし、自分の口座に入ったドルを円転して銀行に振り込むのは1日で可能です。
WISEの登録方法
これまでの解説で、WISEがいかに安心して利用でき、安い手数料で取引ができることを理解して頂けたと思います。
もしかすると、あなたもWISEを利用して直接取引したいと思ったのではないでしょうか。
これから、登録方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
WISEの登録（海外へ送金する時）に必要なもの
登録をする前にまず、以下のものを準備しておいてください。
スマホ※顔写真を撮るため
顔写真付き身分証明書
- マイナンバーカード
- 日本の運転免許証
- 2020年2月以前に発行された日本国パスポート
- 在留カードのいずれか
マイナンバーが確認できる書類
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- 6ヵ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票のいずれか
なお、マイナンバーカードがあれば、一つで「日本の顔写真付き身分証明書」と「マイナンバーが確認できる書類」が証明可能です。
海外在住者の場合
マイナンバーは必要ありませんが、パスポートなどの身分証明書と、現在の海外住所が確認できる書類で本人確認が可能です。
住所確認書類は、以下の通りです。
- 公共料金の請求書＝電気、ガス、電話（携帯電話の請求書は不可）
- 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
- 税金の通知書
- 運転免許証（住所と有効期限が記載されているもの）
- 他金融機関や政府機関発行の書類
- 車両検査証
では次に登録方法を紹介していきます。
WISEに登録しよう
実は、WISEで海外送金を受け取るだけならアカウント登録はいりません。
ただし、相手に返金する場合などでWISEを利用するためには登録が必要です。
※バイヤー側は登録必須となります。
WISEにアクセスし「会員登録」または「アカウントを開設する」をクリックする。
メールアドレスを入力し「続行」をクリックします。
※その他、Google・フェイスブック・Appleアカウントでログインも可能です。
これで、アカウント登録は完了です。
WISEを利用した送金方法
バイヤーに返金する際に利用する場合も想定されますので、送金方法も覚えておきましょう。
トップページの「送金」をクリックする。
送金額を指定する
送金額を入力すると手数料なども一緒に表示されます。
間違いなければ「続行」をクリックしましょう。
受取人を指定する
受取人を指定します。
返金の場合は「自分以外」でOKです。
受取人の口座情報を入力する
次に受取人の口座情報を入力します。
もし、相手のメールアドレスが分かれば、口座情報の入力を省略することができます。
本人確認書類をアップロードする
指示に従って本人確認書類をアップロードしていきます。
※ アップロードした本人確認書類や写真の確認には数営業日かかります。
また、入金確認後に、本人確認書類のチェックが開始されます。
送金手続きおよび入金が完了していない場合は、本人確認書類のチェックは開始されません。
QRコードをスマホでスキャンする
QRコードが出てきますので、スマホでスキャンしましょう。
なお、スマートフォンを持っていない場合、パソコンからでも可能です。
画面上の「スマートフォンをお持ちでない場合」をクリックしてください。
マイナンバーカードと4桁の認証コードで本人確認を行う
4桁の認証コードを手持ちの紙に書き、マイナンバーカードとその紙の写真を撮り、アップロードしましょう。
なお、マイナンバーカードを持っていない場合、「日本の運転免許証、在留カード、パスポートを使用して本人確認を行う」を選択すると、他の身分証をアップロードすることができます。
また、この場合、マイナンバー通知カードまたはマイナンバー記載の住民票（6ヵ月以内に発行されたもの）も必要です。
4桁の認証コードを書いた紙を持ち、自撮りで撮影する
4桁の認証コードを書いた紙を持ちながら、自撮り画像を撮ります。
あとは、指示に従って「送金目的」「入金方法」を設定して完了です。
初めてWiseを利用する場合、本人確認が認証されるには平均で3営業日程度かかりますが2回目以降は、より速く送金できます。
WISEで受け取る方法
先ほど、WISEを利用した送金方法を紹介しましたが、バイヤーも同様の方法で送金してくれます。
つまり、口座情報の入力が必要になるわけです。
あなたのメールアドレスを伝えれば、相手も口座情報を入力する必要はありませんが時々、上手くいかないときがあります。
その際は、以下の情報をバイヤーに伝えなければいけません。
- 受取口座名義
- SWIFT/BICコード
- 口座番号
- 住所
SWIFTコードというのは、国際送金などの際に相手方の銀行を特定するための“金融機関識別コード”のこと。
SWIFTコードは下記にアクセスすることで検索ができます。
https://wise.com/jp/swift-codes/
もし、誤った口座番号やSWIFTコードを伝えてしまうと、遅れが生じたり受け取れないので、どうしてもわからない場合は、銀行に直接問い合わせるといいでしょう。
後は、指定した銀行に入金されるのを待つだけです。
WISEを使ってさらに利益を伸ばそう
今回はWISEの利用方法や魅力を紹介しました。
直接取引が行えれば、販売手数料などがかからなりますが、海外送金手数料などが多くかかってしまったら悲しいですよね。
海外送金サービスは、たくさんありますが、より手数料がかからないところを選択することで多くの利益を生むことができます。
ぜひ、あなたもWISEを利用して利益を伸ばしてくださいね！
また、直接取引に関しては、以下をご覧ください。
●IDで登録する
@keisukebay
※ @マークを忘れないように入力してください。
●無料メール講座に登録する
●Youtubeチャンネルに登録する
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます