ebayストア 登録方法から使い方まで

目次
けいすけです。
本日はこの動画
ebay輸出をしていく上で必須とも呼べる「ストア登録」について、基礎知識から登録方法まで解説した記事になります。
ebayストアというのは、eBayの中で自分のオリジナルのお店を持つことができる機能で、手数料の割引など様々な特典が付与されるものです。
今回解説するebayストアは、利益に直結する内容を多く含んでいます。
初心者の方を初め、これからebayを頑張っていきたいと考えている方は、動画と合わせてこの記事を見ることでより理解が深まりますので、是非最後まで見ていってください。
ebayストアとは?
ebayストアとは、ebay上に自分自身のお店を持つことができる機能です。
ストア名やオリジナルバナー、ストアロゴなどを設定することで、オリジナルデザインのストアを作ることが出来ます。
例えばCDの専門店やミニカーの専門店など、何かの専門店を作るのにとても便利な機能です。
また、商品カテゴリーを作成してカテゴリーごとに商品を表示する設定も出来ます。
このようにパッと見ただけでわかるロゴやカテゴリーは、バイヤーさんにあなたの出品内容を理解させるための重要な要素です。
では次に、ストア登録のプランについて解説をしていきます。
ebayストアのプランと契約料金について
それではeBayストアのプランに関して説明をしていきます。
eBayのストアは現在(2020年5月現在)以下の5種類に分けられています。
スターター
ベーシック
プレミアム
アンカー
エンタープライズ
そして、これらのストアにかかる契約料金は以下の通りです。
支払い方法は月払い、1年契約の月払いの2種類があります。
スタータープランを除き、年契約をした方が料金は安くなるのでお得です。
ただし、初心者の方など「お試しでストア登録をしてみたい」という方は月払いを選んだ方が良いです。
実は、年契約のストアを途中解約した場合、違約金が発生してしまいます。
ですので、このような場合はまず月払いで試してから年契約をすることをおすすめします。
ebayストアを契約するメリット① 無料出品枠の拡張
eBayストアを契約する大きなメリットとして
無料出品枠の拡張
手数料の割引
の2つが挙げられます。
ebayストア契約の決め手となるメリットですので、それぞれ解説します。
まずは、無料出品枠の拡張について解説をしていきます。
前提として、ストア契約をしていないセラーの無料出品枠は50品となっています。
ですが、ストア契約をすると(契約するストアランクによって異なる)無料出品枠が拡張されていきます。
これらの無料出品枠は、毎月ごとに与えられます。
例としてスタータープランで契約した場合、今月分の100品ある無料出品枠を使い切ったとしても、来月の1日にはまた100品の無料出品枠が貰えるといった形です。
では実際に「どのタイミングでストア登録をしていくか」という点ですが、無料出品枠を超えて出品する場合にかかる手数料とストア契約費用の関係で決めていくと良いです。
手数料とストア契約費用を計算して算出した目安はこちらになります。
こちらの出品数を超えるようであれば徐々にグレードアップしていって問題ありません。
出品数は毎月変動しますので、あくまで目安として見ていただければと思います。
無料→スターター=50品を超えたら
スターター→ベーシック=130品から500品の間
ベーシック→プレミアム=500品から3750品の間
プレミアム→アンカー=3750品以上
エンタープライズ=個人輸出の場合使わないため無視してOK
この出品数を目安としてプランを決めていくことをおすすめします。
プランについてですが、今回はベーシックプランで問題ありません(あとで解説します)。
ebayストアを契約するメリット② 出品手数料の割引
続いて出品手数料について解説します。
出品手数料もストアランクが上がっていくにつれて、安くなっていきます。
出品手数料は、無料出品枠を超えての出品をした際に1品ごとにかかってくるもので、以下の%でかかってきます。
赤い枠で囲った部分が固定価格で出品した際の手数料、その下がオークションで出品した際の手数料です。
それぞれの出品手数料は以下の通り。
無料プラン=35セント(37セント)
スターター=30セント(32セント)
ベーシック=25セント(27セント)
プレミアム=10セント(11セント)
アンカー・エンタープライズ=5セント
加えてこの金額に税金がかかるので、実際の金額はカッコ内の金額となります。
なお、アンカーとエンタープライズは例外としてそのままの5セントとなっています。
また、落札手数料の割引も受けることが出来ます。
こちらがストア登録をする上で、1番大きなメリットです。
少し複雑になるので、詳しく解説します。
落札手数料の割引について
ここからはebayストア登録1番のメリットである、落札手数料の割引について解説していきます。
このように落札手数料はストア契約内容によって割引されていきます。
詳しくは、ebayの公式サイトから確認できます。
https://www.ebay.co.jp/faq/fee/overview-selling-fees/
https://www.ebay.com/help/fees-invoices/feesinvoices-fees-selling/store-fees?id=4122
こちらのページを見ると、割引率を確認することができます。
ストア登録をしていない場合は一律10%、BooksやDVDのメディアカテゴリーは12%となっています。
スターターもほぼ同じ割引率ですが、特定カテゴリーのみ2%割引です。
ページ下部にはベーシック以上の手数料も記載されていますが、圧倒的にベーシックストア以上のほうが対象カテゴリー数も多く、手数料も安くなります。
例えばVideo Game Consoles、PS4やneo-geoなどのゲーム機本体は4%、家電ジャンルは6.15%など多くの商品が安くなります。
画像に収まりきらない数の多さなので、上記のURLから是非確認してください。
「たった数%の割引」と感じる方もいらっしゃると思いますが、ここからは実際にどれくらい変ってくるのかを利益計算表でシミュレーションしていきます。
ここから使用する利益計算表は、僕のライン@宛に「rieki」とメッセージを送ってもらえれば、すぐにあなたに送られるようになっています。
詳しい使い方はこちらの動画で解説していますので、合わせて見てください。
ここでは、重量2.5kgのゲーム機本体を仕入額30,000円、販売額50,000円で販売した時の利益を見ていきます。
ストア登録無し10%の落札手数料の場合、EMSの利益が北米宛で11,443円。
ストア登録ありで4%の落札手数料の場合は、EMSの利益が北米宛で14,845円となります。
つまり、ストア登録をしているだけで3400円ほどの利益の違いが出てきます。
余談ですが、僕はコンサル生の方に対して1回目のリミットアップが終わった後、すぐに「ベーシックでストア登録をしましょう」と言っています。
それほど、この手数料割引はストア登録をする大きな理由となっています。
加えて、ebayではストア登録をしているライバルセラーが殆どです。
なので、一律10%の手数料で計算していると、リサーチ時点で利益の出る商品を見つけられる確立がかなり下がってしまいます。
ストア登録を終えてリサーチをする時は、この落札手数料をしっかり確認しながらリサーチを進めていきましょう。
今回使用した一般公開している計算表も、商品カテゴリー番号を入力すれば自動的に落札手数料が反映される仕様になっていますので、是非活用していってください。
その他のストア登録で利用できる機能について
上記の他にも、ストア登録することで利用できる機能があります。
ebayの公式サイトからも確認できます。
https://www.ebay.com/sub/subscriptions
この中で特に重要なものが「Promoted Listings」です。
こちらは広告になります。
ebayでの広告は費用対効果が高く、落札率を上げていく中で重要なものですので必ず設定してください。
その他には「Markdown Manager」といった機能も是非活用していってください。
また、この中にある「Terapeak Research」は4月からebay上のみの使用となりました。
現状少し不具合がありますが今後安定してくると思います。
加えて「Selling Manager Pro」というものがあります。
こちらは出品管理ツールで、スターターかベーシックの場合は月額15.99ドルかかってしまいますが、様々な機能が盛り込まれている便利ツールです。
その中でおすすめな機能が自動返信メッセージと、自動フィードバックですね。
自動返信メッセージは「Manage communications with buyers」という項目から設定できるのですが、落札後や発送したタイミングなどで、予め登録しておいた自動メッセージを送るという機能です。
もう一つの自動でフィードバック機能は「Automation preferences」という項目から設定できるものです。
こちらの機能に関しては、また後日別の動画で解説していきます。
ストア登録の手順
では次に実際のストア登録の手順を解説していきます。
まずは「My ebay」の「Summary」をクリックして、こちらの「Account」をクリックします。
その後、こちらの「Selling」の中の「Subscriptions」をクリックします。
するとこういった画面が表示されますので、こちらの「Choose a store」をクリックします。
そうするとこういった形で5つのストアのプランが表示されます。
例えば「Basicプラン」を選択したいという時はこちらの「Select and review」をクリックします。
するとこういった画面になります。
赤枠で囲ったところの上が年契約の時の料金、下が月間契約の時の料金になっています。
契約する方にチェックを入れてください。
その下にある「Store name」にあなたのストアネームを入力します。
ストアネームはストアのコンセプトや日本の商品を販売している事、出品している商品がイメージ出来るような名前をつけると良いです。
ストア名は後から変更する事も出来ます。
最後に「Submit order」をクリックしたらストア契約は完了です。
よく質問されますが、ebayの初月費用は日割り計算となっています。
ですので月初でも月末でも、好きなタイミングでストア契約して大丈夫です。
ストアをアップグレードする場合も同様で、月初でも月末でも問題ありません。
また1年契約の場合、支払いは一括ではなく、月ごとの支払いになります。
そのため、長期的にebayを行っていく場合は年契約をおすすめします。
ただし、ストアをダウングレードする場合、又は途中で解約する場合は違約金が発生するので注意が必要です。
先ほども年契約の方が安くなると話しましたが、違約金は発生します。
ただ、ebayは1,2ヶ月で一気に何十万と結果が出ていくものではありません。
なので「本気でebayで稼いでいく」という気持ちがあるのであれば、最初から年契約で手続きを進めていってください。
それでは今日はこのへんで。
がんばっていきましょう!
けいすけ
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