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eBay輸出コンサルタント けいすけブログ

【eBay輸出】音楽機器の海外発送について徹底解説!スピーカーもOK

こんにちは!けいすけです。

eBayで音楽機器を取り扱いたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、2016年からスピーカーが海外発送の禁制品に指定されたことで、音楽機器を海外発送する際に気を付けなければいけない点がいくつかあります。

何も知らずに販売してしまうと「発送できなかった」「取引ができずキャンセルした」などのトラブルが発生する可能性も。

当記事では、音楽機器の海外発送について徹底解説しますので、事前に知識を身につけていきましょう!

音楽機器すべてが禁制品ではない

スピーカーの発送は「磁気が機器に影響を及ぼす」との理由で国内・国外問わず航空便での輸送は不可です。

なので、eBay輸出以外にもメルカリやヤフオクで販売する際も気を付けなければいけません。

2016年からは、スピーカーが海外発送の禁制品になったので、より取り扱いが難しくなり、あなたももしかすると音楽機器への苦手意識があるかもしれませんね。

しかし、結論からいうと「音楽機器」全てが禁制品ではありません。
条件を満たせば、アンプやヘッドホンも海外発送可能です

今回は宛先をアメリカに指定して、日本郵便や税関で調べてみました。

日本郵便で発送可能な音楽機器

日本郵便で海外発送する際、ヘッドホンは問題なく発送できます。

アンプも磁力が含まれていないものなら発送可能です。

ただし、ここで注意ポイント

最近のアンプであれば磁力が含まれてないんですが、10年以上前などのかなり昔に製造された商品は磁力が含まれてるものも存在します。

「そこの判別はどうすればいいんだろう」と思いますよね。

実際に僕が【経済産業省 輸出貿易管理】という部署に確認したところ、「アンプの製造メーカーに問い合わせて、輸出令の別表第一に該当しますか?と聞けば分かるはず」ということです。

それで該当しないことが確認できたら、発送の際に念のため送り状に『磁力は含まれない』と書いておくと税関などもスムーズに通過できるのでより良いですね。

ちなみに、ヘッドホンにリチウムイオンバッテリーが使用されていたとしても、基本的には全て組み込まれているので発送は可能です。

日本郵便でスピーカは本当に海外発送できない?

日本郵便でスピーカーは海外発送できません。

なかには問題なく送ることができたというコンサル生がいたので、改めて「本当に発送できないのか?」確認したところ、「通常はNGだけど、磁力が弱かったから見逃してもらえたんじゃないか」との事でした。

ちょっと、日本郵便のゆるさが出ていますね笑

ただ、日本郵便は担当者や地域、タイミングによって対応が本当に異なります。

「先月大丈夫だった」「あの人も大丈夫だった」を判断基準にするのは危険です。

不安に思うことは、しっかり裏をとって公式に確認する癖をつけていきましょう

スピーカーはFedExとDHLを利用すれば発送可能

「スピーカの海外発送はできない」と解説しましたが、あくまで日本郵便を利用した場合です。
しかし、FedExとDHLを利用すればスピーカーを海外へ送ることができます。

FedexやDHLは法人または個人契約しなければ利用できないため、スピーカーを輸出したいがクーリエとの契約がまだの方は早めに契約しておきましょう。

契約や利用方法に関しては以下の記事で紹介しています。

【eBay輸出】Fedexとは?2023年最新の契約方法や発送方法を徹底解説!

【eBay輸出】DHLとは?2023年最新の契約方法や発送方法を徹底解説!

ただし、eBayの出荷ツールである「elogi」を通せば、全セラーを対象にFedexが利用可能です。

クーリエの送料比較

送料を比べるとDHLよりFedExの方が安いです。

しかし商品の重さや大きさによってことなりますが、比較的、アメリカ・ヨーロッパに発送する場合はFedex
アジア・オセアニアに発送する場合はDHLの方が安く送れる傾向にありますので参考にしてください。

どのくらい安いのかは、契約者によって送料が異なるのと、第三者へ掲示しないことを条件に契約しているので、残念ながら明確な送料を伝えることはできません。

臨機応変に発送できるよう、どちらとも契約しておくと、より安い方の送料で発送可能です。

または、安く送れるモールテール等の発送代行を利用すると良いでしょう。

スピーカーといっても大きさや重さは様々です。

音楽機器なので壊れやすく、梱包の際にも細心の注意を払わないといけませんし、重い商品を一人で梱包作業するのは大変ですよね。

発送代行を利用することで、手間や時間を省けるので、ぜひ検討してみてください。

また、自分で梱包・発送作業する場合は、僕のオススメの梱包材を紹介していますので、確認してみてくださいね!

eBay輸出でおすすめの梱包材について解説!

各発送会社についてはこちらの記事で解説しています。

【eBay輸出】発送方法のオススメは?発送手順や会社の選び方も解説

商品に使われている「素材」にも注意

ローズウッドという木材は、ワシントン条約で規制がかかっているため注意してください。

ワシントン条約とは、絶滅の危機にある野生の動植物が、国際取引のために行き過ぎた捕獲・採集されることを防ぎ、自然を守るための国際条約です。

あなたもこのように、木材で加工が施されたスピーカーを見たことありませんか?

「見た目もかっこいいし、eBayでも売れそう!」と販売したくなる気持ちも理解できますが、上記画像もローズウッドが使用されているので販売しない方がいいでしょう。

というのも、発送するためには、許可証の作成やメーカーから資料を取り寄せたりが必要で、個人で手続きを進めることは、ほぼ不可能だからです。

ちなみに、音楽や楽器に詳しい人は知っているかもしれませんが、スピーカーだけでなくギターやベースにもローズウッドが使用されている場合がありますので出品する際は注意してください。

基本的にローズウッドの含まれるものは扱わない方がオススメ。

今後、この手続きが簡易になる可能性もあるかもしれませんが、その際はまたシェアしていきますね。

音楽機器は発送方法を変えれば海外へ送れる

今回は、音楽機器の海外発送について徹底解説しました。

最後に改めて、音楽機器の発送方法と注意点をまとめます。

  • ヘッドフォン:日本郵便で発送
  • アンプ:「磁力を含まない」と記載して日本郵便で発送(不安な商品はメーカーへ確認)
  • スピーカー:モールテールや日本郵便以外の代行会社を利用して発送
  • ローズウッド:現時点では扱うことはほぼ不可能

規制などによって音楽機器の取り扱いが難しくなりましたが、発送出来ないと先入観で決めつけず、まずは日本郵便に電話するなどして確認する癖をつけましょう。

もし、日本郵便で発送できない商品だとわかっても、その他の発送会社に問い合わせをして、本当に発送ができないのか確認しましょう。

発送が難しい商品ほど参入障壁も高くなります。

他のセラーがやりたがらないことを積極的に挑戦し、自分だけの発送方法を見つけられればライバルも少なく利益も取りやすくなりますので、参考にしてくださいね。

 

けいすけ

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