バイヤーは敵じゃない – 直接取引について-
こんにちわ!けいすけです。
先日まで2週間ほどアメリカに滞在して、
西部をレンタカーで回ってきました。
最近はコンサル生との合宿などで遠征した時に
旅ラン(旅先でランニング)しているんですが、
今回もアメリカで旅ランした際に動画をとったので、よかったら見てみてください。
旅ラン~アメリカ・モニュメントバレー~
旅ラン動画はノウハウではなく心構えについての話をしているので、
作業中にラジオ感覚で聞いてもらえればと思います。
「個人 対 個人」を意識させる
旅ラン3の動画でも話してますが、
アメリカの人たちはイメージしていたより、かなり親切でした。
ドライブスルーで英語が伝わらない時に、
わざわざ店員さんが日本語が話せる兄弟に電話してくれたり、
ここに入力してくれとスマホを渡してきてくれたり、、、
ちなみにその時は後ろの車がかなり渋滞していました笑
細かいことはあまり気にしないというか、本当におおらかなんですね。
この店員さんのように、
実店舗で対面での接客であれば、「個人 対 個人」のやり取りがしやすいんですが、
ネットを通した文面でのやり取りとなると、急に冷たいメールを送ってしまいがちです。
あえて冷たいメールを送ろうと意識している人はいないと思いますが、
無意識のうちに「個人 対 企業」というスタンスになってしまうのです。
恐らく、多くの通販サイトや同業者がそういったロボットのような業務連絡メールを送っているからでしょう。
無意識のうちに周りと合わせてしまっているんですね。
例えば、文頭の挨拶だけでも
「こんにちわ、○○ショップです。」
よりも
「○○さん、こんにちわ!○○ショップの○○です。」
と送るだけで、受け取った側の印象は圧倒的に良くなりますよね。
僕は輸入ネットショップや、国内Amazonのお客さんへ送るお礼メールの中で、
「○○さんの人生が最高に充実するよう祈っております!」という文を入れたり、
リピーターの人にはその人が住んでいる地域に関連したネタを入れてみたり、
購入してくれた商品の豆知識とかを織り込んだりしていました。
お客さんに「あなたのお店から買いたい」と思わせることが出来れば、勝ちです。
その他大勢の中から抜き出て、お客さんに良い印象を残す為には、
ちょっと大げさなぐらいのメッセージを送っていいです。
あなたから買うべき理由がなければ、
お客さんに商品を買ってもらうことは出来ません。
eBayでリサーチしていくと、極端に安く出品しているセラーがいることがありますよね。
そういった人たちは赤字垂れ流しでボランティア運営しているわけではなく、
問屋仕入や有在庫などの手法をとることで安く商品を提供できているわけです。
もちろんそういった方法も有効な手法の一つです。
eBayなどのすぐに価格順で並べ替えられてしまうプラットフォームで販売する以上、
可能であれば最安値で出品した方がいいんですが、
資金がない人や初心者がいきなりそういった手法を取り入れるのは難しい場合もあります。
価格やお届けまでのスピードだけで判断するお客さんもいますが、
「個人的な温かい対応」に感動してくれるお客さんもいます。
そして、そういった層の人たちは一度ファンになってもらえれば、
リピーターとしてずっと購入してくれやすいです。
逆に、そういった「個人的な温かい対応」は
大量の商品を扱って顧客対応や全てをシステムで動かしている企業は中々難しいです。
個人で運営している人だからこそ出来るのです。
特にeBayはアドレスを取得できるのでリピーター獲得は非常に重要です。
お客さんへ送る文面やアイディアは
「個人 対 個人」ということを強く意識することで色々浮かぶと思います。
ぜひ、この考えを持ってビジネスに取り組んでいってください。
直接取引の注意点
ところで、ホリデーシーズンに差し掛かっていよいよ問合せや販売数が増えてきましたね。
「直接取引き」や「値下げ交渉」を持ちかけてくるバイヤーにもよく直面していると思います。
利益が出るならと要求を飲みたくなる気持ちは分かりますが、
そのお客さんとの最初の直接取引には注意してください。
最近、eBayが直接取引に関してすごい厳しく取り締まっているようです。
直接取引をしていると見なされると、色々書類を提出しなければいけないケースになったり、最悪サスペンドの危機になります。
目先の利益でアカウントが停止してしまっては本末転倒ですよね。
イーベイジャパンに確認したところ、メッセージの中に以下のやりとりがあると直接取引とみなされるそうです。
【1】メールアドレスを乗せている
【2】外部リンクを乗せている
(ネットショップはもちろん、FacebookなどのSNS系もダメだそうです)
【3】直接取引に関する話題
【1】のメールアドレスに関しては、コンサル生から聞いた話でこんなケースがありました。
バイヤーからメールアドレスをメッセージで送ってきたので、
eBay上ではやり取りをせずに、そのアドレス宛にPaypalから請求書を送ったそうです。
すると、eBayのメッセージとPaypalの請求書が紐づいて、警告文がきたそうです。
正直、僕もバイヤーからメールアドレスを送ってきた場合には同じように進めてしまっていたので、
自分がアドレスを載せてなくても警告がくるのは、けっこう厳しく見られてるな、、という感じですね。
これを避けるにはeBayのメッセージ上では直接取引を断る姿勢を見せて、外部メールでのみ直接取引の話題を出すようにしましょう。
どういうことかというと、
PaypalはeBayと連携できる口座という役割だけでなく、自社ネットショップの決済方法として使う場合もあります。
つまり、eBayの取引を外部でやるのが問題なのであって、
Paypal口座を使ってバイヤー間と直接取引をするという行為に問題はないんです。
これを踏まえて、もし、初めてのバイヤーから直接取引をもちかけられたらeBayのメッセージ上できちんと断りましょう。
そして、まずは1回落札してもらいましょう。
1回でも取引をすればバイヤーのメールアドレス等の情報が手に入ります。
Sold 履歴の中の Record number という数字を押すと、Buyer Email の部分にバイヤーのメールアドレスが表示されます。
gmailなどの自分のメールアドレスから「2回目以降はこのアドレスに直接取引のメッセージを送ってください」
というような文章を送ればeBayとは関係ないところの取引になります。
あとは、eBayの落札手数料分を引いた価格で提案してあげれば、利益を減らさずに自分の顧客をゲットできます。
直接取引をもちかけてくる人は、業者の人も多いので、うまくいけば定期的に購入してくれたり大量購入をしてもらえます。
そういったチャンスは安全にものにしていきましょう!
☆eBayで需要がありそうな新製品紹介コーナー☆
【予約】ミラクルロマンス レインボームーンカリスチーク
http://p-bandai.jp/item/item-1000107677/
これは12月発売の予約商品なので、クリスマスプレゼント用としても需要が高まりそうですね。
セーラームーンのおもちゃは新商品が出るたびに結構売れていたんですが、
この商品も先に販売しているセラーが利益を上げています。
落札価格が$90~$113で売れています。
http://www.ebay.com/sch/i.html?_from=R40&_sacat=0&_nkw=Rainbow%20Moon%20chalice%20Cheek&LH_Complete=1&LH_Sold=1&rt=nc&_trksid=p2045573.m1684
仕入れ値が4,968円なので2,000円くらいの利益が出ています。
いつも高単価のものを紹介することが多いですが、こういった価格帯の商品を繰り返したくさん売るという手法もあります。
去年のホリデーシーズンはバンダイから発売されていた、妖怪ウォッチのおもちゃが2日に1個売れる勢いで売れていきました。
4,000円ほどの商品で利益は1,000円くらいだったんですが、
コンスタントに売れていく商品で、おもちゃは返品も少ないのでなかなか良かったです。
今回紹介したセーラームーンの商品も、単価がそこまで高くないバンダイから出る人気商品の新作なので、
ホリデーシーズンにコンスタントに売れていくという期待ができます。
評価も増えますし、毎日何かしら売れていくというのは精神的にも安心するので、
いくつかそういった商品を見つけて出品出来ているといいですね。
それでは、今日はこの辺で。
頑張っていきましょう!
けいすけ
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