【ebay輸出】初心者必見!最初の出品方法を徹底解説!【副業】

目次
- 1 手順① セラーハブ(Seller Hub)に登録
- 2 手順② トップページ左上にある「Sell」をクリック
- 3 手順② キーワードを検索して参考ページを見つける
- 4 手順③ 検索結果から参考ページを決める
- 5 手順④ 参考ページを元に商品情報を埋めていく
- 5.1 商品タイトルを決める
- 5.2 ebayの商品タイトルにおける重要キーワードとは
- 5.3 Subtitleについて
- 5.4 Custom label(SKU)について
- 5.5 商品のCategoryを決める
- 5.6 Store Categoryとは
- 5.7 Variationとは
- 5.8 UPCを入力
- 5.9 商品のConditionを決める
- 5.10 写真について
- 5.11 画像アップロード方法について
- 5.12 Image Downloaderの使い方
- 5.13 Image Downloaderはimport from Webで真価を発揮する
- 5.14 連続コピーを可能にする「あっとくりっぷ」とは
- 5.15 import from Webで小さいサイズの画像を使いたい時は
- 6 手順⑤ Item specificsを決めていく
- 7 手順⑥ descriptionを決めていく
- 8 手順⑦ Format(落札形式)を決めていく
- 9 手順⑧ 即決形式の出品期間や金額を決めていく
- 10 手順⑨-① Shipping policy(EMS)を埋めていく
- 11 手順⑨-② Shipping policy(eパケット)を埋めていく
- 12 手順⑩ Return policyの設定
- 13 手順⑪ Promoted Listの設定
- 14 まとめ
けいすけです。
今回はこの動画。
初めてebayに触れるという方向けに、初回の出品方法や画像選択方法、発送地域ごとの送料設定など、無在庫物販における重要要素をまとめていきます。
またこの記事では、僕自身がebayを長年利用して培ったノウハウも大公開。
初心者の方でもこの記事を読んだ後、効率的にebayを利用できるように設計しています。
また、記事の中で「売上・SEO向上ポイント」も紹介しているので、初心者の方はもちろん、今後ebayを頑張りたいという方もぜひ参考にしてください。
手順① セラーハブ(Seller Hub)に登録
ebayを利用していく上で「セラーハブ(Seller Hub)」と呼ばれるツールに登録することで、スムーズに出品・取引を進めていくことができます。必ず登録しましょう。
セラーハブに登録する時のページはこちら。
セラーハブ登録後Using Seller Hubをクリック
セラーハブへの登録が終わったあとは、最初のページへ戻って「Using Seller Hub」をクリックしてください。
このあと出てくるポップは、どんどんNEXTを押していただいて結構です。
手順② トップページ左上にある「Sell」をクリック
クリック後、進んでいくとこのようなトップページが出てきます。
このページ左上にある「Sell」をクリックしてください。
ebayでは、ここから商品の出品を行っていきます。
手順② キーワードを検索して参考ページを見つける
sellをクリックするとこのようなページに移動します。ここはebay上の検索窓です。
Googleのようにワードを打ち込んで検索することで、商品やその情報を調べることができます。
今回は例として「a」と打ち込んでいきます。
打ち込んだあと、その横にある「Get started」をクリック。
すると「Similar products in our catalog」が商品の画像と共に表示されます。
ですが、ここは飛ばしてページの1番下にある「Continue without selecting a product」をクリックしてください。
手順③ 検索結果から参考ページを決める
このContinue without selecting a productでは、同じ商品を出品しているセラーの商品ページを表示することができます。
初回出品の際、いちから商品ページの情報を作りこむのは難しく手間もかかるため、同じ商品を出品しているセラーさんのページを参考にして進めていくことをおすすめします。
ebayには世界中から商品が出品されているため、あなたの出品したい商品も必ず過去に出品されているはずです。
手間や時間を省くためにも、基本的な情報はこちらから検索し、コピーしていきましょう。
今回のように、他のセラーさんから参考ページを見つける場合「ウォッチが多くついている商品」や「ソールドが積まれている(売れている)」を選ぶことを強くおすすめします。
今回は、ページ上部にある絞り込み機能の1つ「Best Match」で並び替えて上位表示されるページを参考にして進めていきます。
基本的に、ウォッチやソールドが多い商品は「このセラー(販売主)は良い商品ページを作っている」とebay上に認識されていることが多いです。
商品ページの内容が充実している、ウォッチやSOLDが多い商品ページを参考にする
こういったページは「SEOが非常に良い」とされているため、検索結果からこちらを参考にするのが最も早いebay上達方法と言えるでしょう。
今回参考にした商品
検索ページの上位表示は「SEO」と呼ぶ
上記を見て「SEOって何?」と思われた方もいらっしゃると思います。
SEOとは「検索エンジン最適化」の略称です。
例えば「商品のSEOをあげる」ということであれば、テクニックによってebay上の検索結果を上昇させるということを表しています。
ここでのテクニックとは、商品内容の充実や送料の明確化など、ユーザー目線で商品ページを作り込むことを指しています。
テクニックの中には、良い商品タイトルの付け方やItem specifics(手順⑤で解説します)の詳細記入などが挙げられ、現在のebayにおける重要な要素と位置付けられています。(2020年現在)
そのため、常に自身が買い手となった場合を考えながら1つ1つの商品内容をしっかり作り込むことで、全体的な利益を上げていくことが可能です。
SEOやこうしたテクニックは、今後ebayを利用していく上での重要かつ必須知識なので、必ず理解するようにしましょう。
手順④ 参考ページを元に商品情報を埋めていく
ここからは参考ページを元に商品情報を埋めていきます。
SEOに直接関係してくる部分なので、しっかり埋めていきましょう。
商品タイトルを決める
では商品のタイトルを決めていきたいと思います。
基本的には、先ほど決めた参考にするセラーさんと同様のタイトルが望ましいですが、全く同じタイトルでは問題があるため、こちらをベースに若干変える形がいいでしょう。
変更時のポイントとして、商品に直接関係するキーワードは左から順に入力するようにしましょう。こちらもSEOの観点から重要なポイントです。
商品タイトルは重要なものから入れる
ebayの商品タイトルにおける重要キーワードとは
ここでの重要なワードは
- タイトル
- 商品名型番
- メーカー名
- 検索窓に入れるであろうキーワード
が挙げられます。
また、新発売の商品などにつけることが多い「NEW」などのキーワードは右に表示するようにしましょう。
こちらは直接商品の内容と関係ないキーワードなので、左側に持っていってしまうとSEO的に良くありません。
Subtitleについて
その下のSubtitleについてですが、こちらは有料となりますので初めての方は気にしなくて大丈夫です。
Custom label(SKU)について
その下のCustom label(SKU)は、外注や在庫管理を使う場合に使用するものなので、初心者の方は特に気にしなくて大丈夫です。
ですが出品した日付などを入れておくと、後々商品管理をする際に役立てられますので、便利や使えそうなワードがあれば入れておくと良いです。
商品のCategoryを決める
次に出品する商品のCategoryを決めていきます。
Categoryに関しても、先ほど決めた参考ページと同様のCategoryを選択してください。
今回は「Portable Audio&Headphones > Headphones Category」ですね。一番上に出てきているものを選択しましょう。
Store Categoryとは
Store Categoryに関してですが、こちらはStore登録をしてCategoryを作っている方が設定するものなので、初心者の方は気にしなくて大丈夫です。
Variationとは
その下にあるVariationという部分は、Mulch Variation出品をするときに使うものです。
サイズや色で違いがある靴や服などを出品するときに「1つの商品ページでサイズや色を選択できるようにする」というもので、1つ1つ商品ページを作る必要がなくなります。
Mulch Variation出品の方法に関しては、以下の動画で細かく解説していますので是非みてください。
【ebay輸出】マルチバリエーション出品を細かく解説【イーベイ】
UPCを入力
その下にある「UPC」というのはJANコードのことです。
JANコードとは、バーコードの部分に記載されているもので、こちらも参考ページからコピーして入力をしてください。
もしくは、仕入れ元の商品ページ(Amazonなど)の商品ページで「ショッピングリサーチャー」と呼ばれるツールのWEBボタンを押すことで表示がされます。
ショッピングリサーチャーについては以下の動画で解説をしているので、是非みてください。
また、楽天やYahooのページであればJANコードはそのまま記載されていることがあるのでチェックしてください。
UPCもSEOで有利に働く要素なので、必ず入力してください。
どうしても分からない場合は「Does not Apply」と入力しましょう。
商品のConditionを決める
こちらでは、商品のConditionを選択していきます。
基本的にはNewやUsedとかいうことがほとんどになります。
出品に慣れてきた際は、細かくConditionを決めていくと良いです。
中古の場合はUsedを選択します。
するとCondition descriptionというものが出てきますので、こちらに商品のCondition(箱なし、傷ありなど)を記載してください。
商品が新品の場合はNewと設定すれば大丈夫です。
写真について
続いて写真を設定していきます。
写真に関しては仕入れ元(Amazonやフリマ、ヤフオク)から取って保存、アップロードするという形になります。
先ほどの参考ページや他のライバルセラーさんの画像を使っていても大丈夫です。
また、ebayでは最大12枚まで画像を掲載できます。画像に関しても多く乗せれば乗せるほどSEOで有利になります。
画像枚数は多く、小さいサイズのものは使わない
注意点として、ebayが推奨している画像サイズより小さいとエラーが出てしまう場合があります。
その画像サイズ変更の効率化って部分に関しても僕の方で動画出していますので、こちらの動画を参考にして行ってください。
また、ヤフオクとかメルカリの写真を使うのもおすすめです。
ヤフオクやメルカリの出品者さんが実際に撮影した商品の写真(箱付きの画像など)を使うと、バイヤーさんが見た時に「このセラーはちゃんと在庫を持っているんだな」という印象を与えることができます。
加えて、ライバルセラーさんの画像検索に引っかかりにくくなるというメリットもあります。
こちらも注意点として、ヤフオクやメルカリへ出品中の写真を使ってしまうと「勝手に画像使わないでください」とそのヤフオクとかフリマの出品者さんから連絡が来る場合があります。
そのため対策として、現在出品中の商品の写真ではなく落札履歴にある商品の画像を使った方がいいです。
画像アップロード方法について
画像のアップロード方法については2パターンあります。
1つ目は、Add photosから自分のパソコン上に保存した写真をアップロードする方法です。
こちらは自身のパソコンから画像を選択することでアップロードする方法になります。
画像は1枚ずつではなく、キーボードのCtrlキーを押しながら複数選択して一括アップロードも可能です。
パソコンから画像をアップロード場合は結構時間がかかります。
なので、画像アップロードの間に手順⑤で解説する「Item specifics」の部分を埋めることで作業を効率化できます。
2つ目は、import from WebからURLを指定して挿入画像をする方法です。
import from Webをクリックすると、画像 URLを入力する画面が出てきます。
画像のURLを取得するときは(ヤフオクやメルカリなどであれば)右クリックしてコピーを選択することで、画像アドレスをコピーしている状態になります。
この画像選択をする際も「イメージダウンローダー」というGoogleの拡張機能を利用すると効率よく設定することができます。
こちらの拡張機能はGoogle Chrome専用です。
イメージダウンローダーについては、以下のURLからダウンロードできます。
Image Downloader
https://chrome.google.com/webstore/detail/image-downloader/cnpniohnfphhjihaiiggeabnkjhpaldj
Image Downloaderの使い方
Image Downloaderの使い方は、画像を取得したいページを開いて画面右上にあるアイコンをクリックしてください。
そうするとそのページに記載されている画像が一覧で出てきます。
これらをPC上に保存する場合は左クリックで選択してください。
ここには今開いているページの画像が全て紐つけられているので、今回であればメルカリのロゴなども出てきてしまいます。
なので、取得したい画像だけを選択するようにしてください。
選択した後は、ダウンロードをクリックして保存できます。Enterキーでも可能です。
ダウンロードして画像は、PCにデフォルトで入っている「ダウンロード」というフォルダに保存されます。
Image Downloaderはimport from Webで真価を発揮する
Image Downloaderは、import from Webで画像URLから商品ページに画像を挿入する方法で真価を発揮します。
Image Downloaderには、画像と一緒に開いたページのURLも乗せられています。
このURLをコピーして、このimport from Webから貼り付けることで、保存する手間が省け作業の効率化につながります。
注意点として、Image Downloaderは画面タブを切り替えてしまうと表示が消えてしまいます。
タブを戻して再度表示させると時間がかかってしまうのでこちらでもツールを使用します。
連続コピーを可能にする「あっとくりっぷ」とは
あっとくりっぷはURLの連続コピーを可能にするツールです。
通常であれば1回コピーしてペースト、もう1度コピーとペーストを繰り返す必要がありますが、このアットクリップであれば使えば連続コピーが可能となります。
こちらについても動画で使い方を解説しているので、是非みてください。
【eBay輸出】連続コピーの方法~イーベイ ~ 外注化
このようにツールを使いこなすことで、import from Webの作業を効率化できます。
import from Webで小さいサイズの画像を使いたい時は
import from Webは、画像のサイズ変更ができません。
例えばメルカリとラクマであれば、一律500〜600ピクセルで画像のサイズが指定されています。
そのため「しっかり画像サイズも変更して商品ページを作りたい」という場合は、PC 上に画像を一旦保存して、
リサイズ超簡単Proでサイズ変更し、Add photoからアップロード、という流れで進めていってください。
その後、画像のアップロードが終わったら画像をドラッグアンドドロップで並べ替えて終了です。
手順⑤ Item specificsを決めていく
続いてはItem specificsの部分を決めていきます。
こちらも基本的に、先ほど決めた参考ページを参考に埋めていきましょう。
このItem specificsの部分は、2020年の現在のebayではかなり重要です。
最もSEO向上につながりやすい(検索順位の向上につながりやすい)部分なので、出来る限り埋めて行ってください。ただどうしても分からないところは飛ばしても大丈夫です。
可能な限りItem specificsを充実させる。
ここにあるModelやMPNなどを、参考ページからコピーしていきましょう。
今回は出品方法の解説をしているのでこちらの入力は1個だけで終わらせますが、このように参考ページに書かれているItem specificsの方を参考にして、できるだけ多くの項目を埋めていってください。
デフォルトにない項目を埋めたい場合は
Item specificsにデフォルトでない項目を付け加えたいという場合は「Add custom Item specifics」をクリックしてください。
例えば商品カテゴリによってはですね「カラー」などの項目がない場合があります。
そういった時、もしここに「カラー」という項目を入れたいという場合は、こちらから変更していってください。
Item specificsにあるグラフの意味
Item specificsに表示されている青い円グラフは「Item specificsをどれだけ埋めているか」という指標を表しています。
Item specificsの項目を追加していくと、この円グラフの青い部分がどんどん埋まっていきます。
ここの円グラフがこういう風に青い円マークになると「ebayが推奨するだけの項目の数を埋めた」ということになります。
この円が青い状態になるとSEOで有利となるので、できるのならここまで埋めたおいた方がいいです。
Item specificsの必須項目
加えて、選択するカテゴリーによっては必ず埋めないといけない部分がある場合があります。
そういった項目は選択欄の左側に赤い印がついていますので、この項目は必ず埋めてください。
こういったポイントを埋めることで出品時のエラーをなくすことができますので、この印が付いているItem specificsは必ず埋めるようにしてください。
手順⑥ descriptionを決めていく
続いてdescriptionを決めていきます。こちらは商品における説明文(概要欄)に当たる部分です。
説明文はバイヤーさんに与える影響が大きい部分ですので、目に付くような装飾をするのが望ましいです。
今回は、僕のブログに用意してある「ebay テンプレート」というものを使用していきます。
ebay テンプレート
https://fukugyou-tenbai.com/ebay-template/#
ebay テンプレートの使い方
ここからはebay テンプレートの簡単な使い方を解説していきます。
まずは基本となる色合いを決めていきます。
右上にある虹色のリングにマウスカーソルを合わせてクリックすると、横にあるテンプレートがその色に変わります。
今回は赤っぽい色を選択。その後「色を適用させる」をクリックしてください。
テンプレートは合計で9個ご用意していますので、それぞれのデザインを見てあなたが気に入ったテンプレートを選んでください。
決めた後はテンプレート下にある「コピー」をクリック。
すると、HTMLソースが表示されます。
こちらも全選択されている状態なのでコピーして、出品画面のHTMLタブに貼り付けると先ほど選択した色合いのテンプレートが適用されます。
実際に商品説明を埋めていく
商品説明の部分に関しては、仕入れ元(Amazonとか楽天ネットショップなど)の説明文を Google翻訳(できればみらい翻訳)の方で訳して掲載するか、参考ページの説明文をコピーして貼り付けてください。
ただし、そのままコピーしてしまうと装飾やフォント(文字の大きさや太さ)も一緒にコピーされてしまうので、1度メモ帳などに貼り付けてプレーンテキスト(装飾されていない文字)に戻してから再度コピーするようにしましょう。
参考ページからそのまま装飾された文字を貼り付けてしまうと、トラブルの原因にもなってしまうので注意が必要です。
プレーンテキストに戻す際はPCにデフォルトで入っている「メモ帳」を使うか、以下のサイトを使うと良いです。
ブラウザメモ帳
http://www.drpartners.jp/tools/browser-memocho.htm
Paymentを埋めていく
次に下にあるPaymentの部分を埋めていきます。
こちらも他のセラーさんの文章を参考にしてください。
今回参考にしたセラーさんのPaymentをコピーして翻訳にかけるとこのようになりました。
ここにある「3営業日に発送」というのは無在庫物販の特性上、仕入れ元によってハンドリングタイムが変わってきます。
なので今後あなた自身のテンプレートが決まり次第、記載を進めていくと良いです。
初回の場合、こちらは省いて問題ありません。
その次の返品ポリシーですが、こちらも省いて問題ないです。
また、ここはペイメントの項目なので「日本からの発送」や「関税に関する情報」は
削除してください。
こうして出来上がったPaymentが以下になります。
短いと感じてしまうと思いますが、基本的にこれくらいで問題ありません。
Shippingについて
続いてShippingですが、こちらは削除して大丈夫です。
もちろん商品の金額や重量によって発送方法が変化します。
なので、毎回その商品ごとにシッピングの文章を変えているとかなり手間です。
なのでこの項目は消してしまって大丈夫です。
Terms of saleについて
その下にあるTerms of saleですが、こちらも今回は削除して大丈夫です。
international buyers please noteについて
こちらには関税などについて書かれているので、日本語のところは消して英語の文章はそのまま残してください。
全体に言えることですが、ebayではこのdescriptionには画像は載せない方がいいです。
画像は上部にある写真選択画面のみに載せるようにしましょう。
手順⑦ Format(落札形式)を決めていく
続いてFormat(落札形式)を決めていきます。
これはオークション形式か即決形式かを決めるところです。
今回は無在庫物販なので、即決の「fixed price」で出していきます。
また、在庫やリターンリクエスト(返品)で戻ってきてしまった商品オークション形式で販売する場合は、出品期間にも注意しましょう。
こちらは1日では短すぎるので3日から10日で選択する形がいいですが、3日は出品手数料が高くなりますので、5日以上がおすすめです。
また、ebayはオークション形式の場合、開始パターンを選択できます。
上のStart my listings when I submit themは、すぐにオークションを始める形式。
下のSchedule to start onは、手数料が掛かるもののオークションの開始日を設定できる形式です。ここの時間はアメリカ米国太平洋標準時間になっています。
ちなみに、僕はオークション形式で出す時は期間を7日にしています。
もちろんアメリカ国内にも時差があります。
これを加味して計算し、オークションの開始時間をお昼の13時にすることで、オークションの平均的な終了終了がアメリカの夜2時となります。
オークションは日曜の夜がもっとも見られるので、月曜のお昼13時に出品するとタイミング的にもちょうど良いです。
この日曜の夜にもっとも見られるというのは、僕が長年国内外の輸出入に携わって実感した生のノウハウなので間違い無いです。
Priceの種類を理解する
ここからは、プライスを設定していきます。
3つの設定方法があるため、1つ1つ解説します。
starting price
starting priceは「何円からオークションを始めるか」「開始価格は何円にするか」というものです。
Buy it now price
続いてBuy it now price。こちらは即決価格を設定するものです。
Reserve price
最後にReserve price。こちらは最低落札価格を設定するものです。
こちらは有料オプションなのですが、5ドルまたは最低価格の7.5%(最大で250ドルまで)のいずれか大きい方が手数料として請求されます。
この最低価格というのは「落札された金額ではなくここで設定した額」になるので注意が必要です。
また、この手数料に関しては実際に商品が落札されなくても請求されます。
手順⑧ 即決形式の出品期間や金額を決めていく
今回は無在庫物販・即決形式で出品していくので、出品期間を設定していきます。
このgood till cancel(GTC)というのは出品期間で、これは「あなた自身が商品を出品終了させないと出品し続けられる」ということです。
こちらもオークション形式の時と同じように「すぐに出品する」か「スケジュールを組み込む」かがありますが、基本的にはスケジュール設定は即決形式の出品であれば使わなくていいです。
商品金額決め・Best Offerの設定
ここでは、商品金額を入力してください。
その下にある、Best Offerというのは「値下げ交渉受け付けるかどうか」になります。
設定するのであれば、ここにチェックを入れてください。
項目ごとの訳は以下の通りです。
・Automatically accept offers of at least
=何ドル以上のオファーは自動的に受け付ける
・Automatically decline offers lower than
=何ドル以下のオファーは自動的に拒否する
例えば今回は500ドルで出すと決めた場合、ベストをつけて450ドル以上のオファーが来たら自動的に受け入れ、300ドル以下のオファーは自動的に拒否という形にしたいとします。
この場合は2つともチェックを入れて上に450、下に300と入力することで300ドル以下のオファーは拒否され、400ドル以上のオファーが来た時は自動的に受け付けできる設定になります。
この時、300ドルから450ドルの間のオファーが来た場合は、その値段を見てあなたが判断するっという形ですね。
この時、バイヤーさんとメッセージで交渉をして値段を決めていくのもアリです。
Quantityを決めていく
次はQuantityを決めていきます。
こちらは商品の量を指しているので、初回の今回は1と設定して大丈夫です。
Private listingとSales taxについて
このPrivate listingとSales taxについてですが、初回の今回は無視して問題ありません。
Payment policyについて
Payment policyについてですが、こちらはPaypalとの紐付けが完了している状態であればデフォルトで表示されているはずですので、そのまま進めて大丈夫です。
Paypalとの紐付けが完了していない場合は、Payment policyの横にある「Create」をクリックすると出てくる専用のタブから設定することができます。
この名前は、わかりやすければ何を入力しても問題ありません。
その後、下の方にあるPayPalを選択。枠のところにはあなたがPaypalに登録しているメールアドレスを入力してください。
そのアドレスを入力する枠の下の部分にあるチェックボックスですが、こちらはバイヤーさんが商品を落札したと同時に請求することを設定するボタンになっています。
つまりバイヤーが商品を買おうと思った時は、先に支払いを済ませないと落札できないようにするという設定になります。
ここは基本的にチェック入れておく方がいいです。
管理のしやすさや無在庫物販である点から考えても、この設定はした方がいいですね。
これらの設定が終わったら「Save and close」を押して終了してください。
手順⑨-① Shipping policy(EMS)を埋めていく
続いてはshipping policy(送料設定)についてです。
初心者の方が1番最初に出品する場合、このようにそれぞれの項目は埋まっていません。先ほど解説したPayment policyについても同様です。
こういった画面にするためには、ビジネスポリシーを有効にする必要があります。
ビジネスポリシーは以下のリンクから「Try now」をクリックすると有効化できますので、必ず行ってください。
・ビジネスポリシーを有効にするURL
http://www.bizpolicy.ebay.com/businesspolicy/policyoptin
shipping policyの設定手順について
ここからは、shipping policyの設定手順を説明していきます。
まずshipping policyタブの横にある「Create」をクリックしてください。
するとこういったCreate shipping policyという画面が表示されます。
こちらを順番に入力していきます。
まずは1番上のPolicy nameを入力していきます。
Policy nameには発送方法・重量・ハンドリングタイムを入力するのがおすすめです。
今回は「EMS 6kg ハンドリングタイム5日」と設定します。
Domestic shipping(アメリカ宛の発送方法)について
その後タブを下までスクロールさせて、Domestic shippingという欄まで移動してください。
このDomestic shippingは、アメリカ宛ての発送方法の設定になります。
ではまずこちらのFlat:same cost to all buyersを選択してください。
今回の発送方法はEMSなので、Standard shipping FROM outside USを選択。
加えて、アメリカ宛の送料は無料で設定しますので、その横にあるFree shippingにチェックを入れてください。そうすると0と表示されます。
次にハンドリングタイムの設定ですが、こちらは5日で設定していますのでハンドリングタイムを5日と選択します。
ここまで入力すると以下のような画面になります。
現在のハンドリングタイムは日本時間で計算されています。さらにハンドリングタイムは営業日ベースで計算されるという特徴があります。
なので日本のカレンダーで、土日祝日はハンドリングタイムには含まれません。
International shipping(アメリカ以外の発送方法)について
次にこちらのInternational shippingの設定をしていきます。
International shippingというのは、アメリカ以外の発送方法の設定になります。
まずですねこちらFlat:same cost to all buyersを選択してShip to worldwideを選択。
発送方法はEMSなので、Standard International shippingを選択します。
こちらの送料は0と入力します。
次にOffer additional serviseを選択して、Choose custom locationを選択します。
発送方法はEMSなので、Standard international shippingと選択します。
こちらの送料についてですが、まずはヨーロッパ宛ての発送方法を設定したいため
-
- Europe
- United Kingdom
- Germany
- France
- Russian Federation
を選択します。
また今回発送する商品の重量は、6kgジャストと仮定します。
先ほど、アメリカ宛ての送料は無料で設定しました。
今回の場合、アメリカ宛てで6kgちょうどの商品を発送するときの送料は12200円になります。
注意点なのですが、送料を計算する場合「〜kgまで」の表記をよく確認するようにしてください。
なので今回の場合、6kgの商品を発送する場合は7kgの送料になってしまいます。
例として、6kgを1g下回って5999gの商品を発送する場合は、こちらの6kgまでの送料が適用されます。
今回使用した送料表は以下の通りです。文末にも注意してよく確認しておいて下さい。
7kgの商品をヨーロッパまで送る場合、送料は12,700円となっています。
アメリカまでの送料は無料で設定しているので、この12,700円と11,200円の差額、1,500円がヨーロッパまでの送料となりますので、こちらを入力してください。
今回は送料を1ドル100円で計算しているので、15ドルと入力しておきます。
International shipping(南米宛ての発送方法)について
次は南米宛ての送料の設定をしていきます。
先ほどと同様にOffer additional serviceから、Choose custom locationを選択、Standard International shippingを選択します。
南米の場合は
- North & SOUTH America
- Brazil
にチェックを入れてください。
南米宛ての場合、7kgまでの送料は21,400円になります。
こちらも先ほどと同様にアメリカ宛ての送料から引き算をして、21,400円と112,00円の差額、10200円を102ドルとして入力します。
それ以外のチェックが入ってない国は、International shippingの送料無料に該当する国となります。
というのは、カナダ、メキシコ、オーストラリアっていう国は上記の送料表に記載があるようにアメリカと同じ送料になるためです。
加えてアジア宛ての送料はアメリカ宛てよりも安いという特徴があります。
なのでアジアも同様の理由から、送料無料と設定するいうことです。
発送除外刻について
送料設定のタブの下の方にあるCreate exclusion listをクリックすると、発送除外国を設定することができます。
今回はEMSのみの方法を解説しているので、その設定の時に除外した方が良い地域をご紹介します。
発送除外刻に設定する国はAPO/FPOとアフリカです。
APO/FPOというのは、米軍基地のことで米EMSの発送を取り扱ってくれないためです。
また、アフリカは郵送事故が起こることがあるため、発送除外国としています。
発送除外国はこれらの国以外を設定してしまうと販売機会・利益の損失につながってしまう場合があるため、これらの国に留めておきましょう。
後はタブの下にあるSave&Closeをクリックすることで、Shipping policyの設定は完了となります。
shipping rate Tableについて
Shipping policyのタブを少し下に下げると、Shipping rate Tableというものがあります。
こちらは地域ごとに送料を設定する形なのですが、地域ごとではなく(例えば南米の中のパラグアイだけ)送料を別途設定したいという場合に使える機能となっています。
またShipping rate Tableは地域ごとの他に、国ごとでも細かく送料を設定することができます。
Shipping rate Tableの設定方法については、動画で解説しているので是非見てください。
手順⑨-② Shipping policy(eパケット)を埋めていく
先ほどはEMSでの送料設定を説明しましたので、次はeパケットにおける送料設定の方法を解説したいと思います。
先ほどと同様にPolicy nameから入力していきます。
今回は「eパケットライト 900gまでの商品 ハンドリングタイム5日」の設定で進めていきます。
Domestic shipping(アメリカ宛の発送方法)について
アメリカ宛ての発送は、こちらはFlat:same cost to all buyersを選択。
今回はeパケットライトなので、こちらはEconomy shipping from outside USと選択します。
送料は無料なのでFree Shippingにチェックを入れます。ハンドリングタイムは5日で入力します。
International shipping(アメリカ以外の発送方法)について
次はアメリカ以外の発送方法について解説していきます。
まずは先ほどと同様に、Flat:same cost to all buyersを選択。
Ship toはworldwideで、eパケットライトなのでEconomy International shippingを選択します。
こちらも送料無料で発送するので横のボックスには0と入力します。
eパケットライトとEMSを選べるように設定する方法
eパケットライトで発送する場合、EMSと比べて商品の到着が遅くなってしまうというデメリットがあります。
そのためバイヤーさんの中には「早く商品が欲しい」ということでEMS発送を選択したいと感じる方がいらっしゃいます。ここではその設定方法を解説していきます。
アメリカ宛ての送料設定は先ほどと同様に、Offer additional serviseを選択します。EMSなのでStandard shipping from outside USを選択します。
北米宛のeパケットライト900gの送料は1,230円になりますので、約12ドルとして計算。
一方で、北米宛のEMSの料金は2,720円になります。こちらも約27ドルとして計算して引き算すると追加送料は15ドルという事になります。
なので送料は15ドルと入力します。
続いてInternational shippingを設定していきます。こちらは地域によって送料が変わってくるので地域ごとに設定します。
Choose custom locationを選択してEconomy International shippingを選択します。
まずはヨーロッパの送料設定をしたいので、先ほどと同様に
- Europe
- United Kingdom
- Germany
- France
- Russian Federation
と選択します。
次にInternational shippingのEMS設定をしていきます。
Offer additional serviseを選択してChoose custom locationを選択。
こちらはEMSなので、Standard international shippingを選択します。
先ほどと同様に送料差を見ていくと、アメリカからヨーロッパまでのEMS発送の料金は900gまでで3,000円なので、1,230円(12ドル)から3,000円(30ドル)の差額18ドルをこちらに入力します。
次は南米宛ての送料の設定をしていきます。
先ほどと同様にOffer additional serviceから、Choose custom locationを選択、Standard International shippingを選択。
North & SOUTH Americaとbrazilを選択します。
南米宛てで900gまでのEMSの料金が3,760円になりますので、四捨五入して38ドルで計算。
eパケットライトの場合も四捨五入して12ドルと計算すると、差額は26ドルになるので、26ドルと記入します。
次に北米、カナダなどの設定をします。
Choose Custom locationから、Standard International shippingを選択。
カナダやメキシコなどはアメリカと送料が一緒なので、同様の15ドルと入力します。
このほかの地域(アジア・北中米・カナダ・メキシコ)はこちらのShipping worldwideから、International shippingを選択してアメリカ宛てのEMSの送料を入力します。
こちらはワールドワイドで設定していても、このように地域ごとに設定している項目を優先して反映されますので、他はワールドワイドにしても大丈夫です。
またアジア宛てのEMSは、カナダなどと比べたら送料は少し割安になってしまうものの、カナダ北米なども料金をアジアに合わせてしまって大丈夫です。
実際にその設定でも購入してくれます。
するとこの場合、アジア宛ての送料とこのオセアニア・北米宛ての個々の送料の差額が利益として上乗せされてきますので、利益に繋がっていきます。非常に重要なポイントです。
eパケットライト発送可能国以外への発送について
eパケットライトが発送可能な国は以下の通りです。
例外として、これらの国で以外からEconomy shipping(eパケットライト)で商品が売れた場合は「SAL便」で発送すれば大丈夫です。
ただし、eパケットライトでもSAL便でも発送できない国もあります。
その場合は、通常のeパケットを使って発送しますがeパケットライトやSAL便と比べて送料が割高になりますので、そのような国は発送除外にするかShipping rate Tableで別途、通常のeパケットの設定をしておきましょう。
ここも上記と同じく販売機会・利益の損失になりますので、売上を重視するのであれば Shipping rate Tableで送料を設定することをおすすめします。
これらの設定が完了した後は、Save&Closeをクリックして設定完了です。
また、1回作ったShipping policyは保存されていきます。
今回は900gまでの重量の商品の送料設定を作りましたが、次回850gぐらいの重量の商品を出品するときは、このプルダウンメニューから今作ったShipping policyを選択すれば大丈夫です。
手順⑩ Return policyの設定
次はReturn policyについてです。
こちらも新しく作成する場合はCreate。編集する場合はEditを押してください。
今回は初回ということでCreateから設定します。
そうすると先ほどと似たようなタブが出てきますので、入力を進めていってください。
Policy nameはshipping policyの時と同様、わかりやすい形で(例えばデフォルトとか)入力して大丈夫です。
その下のSet as default Return policyですが、ここにチェックを入れておくと商品を出品する度にチェックを入れたReturn policyが自動的に選択されるという形になります。
続いてのDomestic returns acceptedにもチェックを入れてください。
期間は60日。
Return shipping will be made by day(返送料はバイヤーセラーどちら持ちか?)というところですが、こちらはセラー持ちです。
ここはセラー(フリーリターン)でInternational returns acceptedのところも60日で、セラーのリターン可能日数の部分も60日と設定したので、バイヤーが商品を受け取ってから60日までは返品申請を受け付けますよという意味になります。
返品期間は60日、Free Returnが望ましい
僕は基本的にこのやり方を推奨しています。
理由としては返品期間が長い方がSEOに有利に働くということと、Free Returnとした場合に商品が送った時と違う状態で帰ってきてしまった場合(破損など)は「セラー保護」という形で最大半額までの返金申請が可能となることが挙げられます。
例えば300ドルの商品だったのであれば、150ドル半額返金の対応となります。
また、送料はセラー持ちでFree Returnにしておいた方が期間を60日にした時と同じようにSEO上でも有利に働き、検索順位が上がりやすいです。
ここまで入力すると以下のようになります。
ここまで設定が完了したらSave&Closeで大丈夫です。
その下にあるPackage weight&dimensionsは飛ばしていただいて問題ありません。
手順⑪ Promoted Listの設定
このPromoted Listは、基本的に設定した方が良いです。
Promoted Listingsを使う
こちらにチェックを入れて、パーセントは基本的に1%で大丈夫です。
Promoted Listingsというのは広告のことです。
動画も出していますので、是非見て下さい。
以前は、この出品ページにはこのPromoted Listの表示がされなかったんですけれども、現在は出品ページの方でこの設定ができるようになりました。
次のVolume Pricingですが、こちらは複数個購入の際の割引を設定できるというものです。
こちらは、使えそうな商品を出品する際は使ってください。
基本的には設定しておいた方が複数購入に繋がりやすいです。
ここまで終わったら画面左下にあるPreviewというボタンを押して、内容に問題ないか確認してください。
問題なければList itemで出品完了となります。
まとめ
長くなってしまいましたが、以上がebayで最初に出品する時の方法となります。
今回は最初に出品する時の流れを解説しましたが、2回目以降の出品するときの方法や、その時々で注意すべき点なども別の記事で解説してきますので、今後ともよろしくお願い致します。
では最後に売上・SEO向上ポイントをおさらいしましょう。
- 商品ページの内容が充実している、ウォッチやSOLDが多い商品ページを参考にする
- 商品タイトルは重要なものから入れる
- 画像枚数は多く、小さいサイズのものは使わない
- 可能な限りItem specificsを充実させる
- 返品期間は60日、Free Returnが望ましい
- Promoted Listを使う
それでは今日はこのへんで。
がんばっていきましょう!
けいすけ
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